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来シーズンも気持ちよく帽子をかぶるために

今年も暑かった。
いや、今年は特に暑かった!
何だったら、日中の関東はまだ暑いぐらいです。

ですが、どことなく空気感が秋めいてきましたね。
そうなってくると、日中暑くても夏の帽子もそろそろかぶり納めかな、という気分になってきます。

そこで、来年も気持ちよく帽子をかぶるために、夏物帽子のお手入れ&仕舞い方についてまとめてみました。

まずはここをチェック!

帽子のお手入れでまず確認するのが、洗濯タグ
帽子の内側についている、ペラっとしたタグのことです。

ここには、素材情報やメーカーの連絡先などのほかに洗濯表示マークがあるので、水洗いがOKかNGかをチェックしてください。
水洗いができるかどうかでお手入れ方法が変わってきます。

水洗いOKの帽子のお手入れ

汗など水溶性の汚れに効果的なのが水洗い

一昔前は洗える帽子はほとんどなかったんですが、最近は洗える帽子もずいぶん増えてきました。
お洗濯できるとさっぱりして気持ちいいですよね^^

しかし、帽子は立体的な形をしているので、水洗いがOKでも洗い方によっては型崩れすることも。
洗い方に注意が必要です。

生地がヨレたり型崩れを起こさないように、次の流れで洗ってください。

① まずは洗う前の下ごしらえ

帽子の形を保つために、帽子の頭の部分にタオルを入れます。 そしてネットにin!

② 洗い方は付け置き洗い

ゴシゴシしたり、洗濯機でグルグル回すと、スポーツ用などの一部洗濯機でもOKな帽子以外は、生地が寄れたり型崩れをおこしてしまいます。

ですので、基本は付け置き洗いか、洗濯機のデリケートモードでたっぷりのお水の中で泳がすようにして洗ってください。

洗ったら濯いで洗剤をしっかり落としたら、軽く脱水。
脱水もしすぎると皺になるので“軽く”してくださいね。

③ 乾かし方

帽子の干し方ですが、洗濯ばさみなどに挟んで吊るして乾かすのはNG.
ここでも、帽子の形を保ったまま乾かすようにしてください。

そこで重宝するのがザル
キッチンにある あのザルです。

ペットボトルなどの上にザルを逆さまにかぶせ、ざるを浮かせるようにセットします。
そのざるの部分に帽子をかぶせると帽子の形を保てるので、型崩れせずに乾かすことができますよ。

水洗いNGの帽子のお手入れ

洗える帽子が増えたとはいえ、天然素材の帽子は洗えないものがほとんど。
とはいえ、部分的にお手入れは可能です。

帽子で一番汚れるのは額に当たる場所。
つまり、帽子の内側についてるリボンです。

汗を吸い込んでいたりファンデーションが付いたりしますが、帽子本体が汚れないようリボンがガードしてくれているので、そのリボンの部分をきれいにしましょう

では、用意するものと手順について。

【用意するもの】
乾いたタオルと水にぬらし固く絞ったタオル
水で薄めた洗剤
必要ならメイク落とし

【手順】

リボンと帽子本体の間に乾いたタオルを挟んでから、水で薄めた洗剤で濡らし固く絞ったタオルで額に当たるリボンの部分をトントンと叩きます。
※乾いたタオルは帽子本体が濡れるのを防ぎます。

ファンデーション汚れが付いていたら、その汚れにメイク落としをつけて下のタオルに汚れを移すように歯ブラシなどでトントンと叩きます。

水で濡らし固く絞ったタオルで洗剤やメイク落としを落します。

直射日光が当たらない通気性の良いところに裏返して置いて乾かします。

保管の仕方

キレイになって、一安心。
ですが、どう仕舞うかも来年も気持ちよくかぶるためにはとっても重要。

次のステップで仕舞ってください。

埃を払う

まずは帽子全体にブラシをかけて埃を払っておきます。
これは、長期保管している間のカビやシミを防止するためです。

帽子用のブラシがあればベストですが、洋服用のブラシでも大丈夫ですよ。

帽子は逆さにして保管

保管する際は、帽子を上下逆さにして保管してください。
その場合、厚紙などで筒を作ってその中に帽子のクラウン(頭の部分)を入れるようにします。

え?逆さまにするの?
とびっくりされることも多いのですが、これが一番型崩れをおこしません。

重ねるのは3つまで

帽子は洋服のように畳めないので、保管するのに場所を取りがち。
できるだけコンパクトに保管するには、重ねるのが良いです^^

※たためる帽子も畳んだまま長期間保管すると頑固な折ぐせが付いてしまうため、帽子の形を保って保管するようにしましょう。

とはいえ、いくつも重ねると下にある帽子が重さで型崩れをおこすので、重ねるのは3つぐらいまで

また重ねるときも、きっちり重ねると変な皺が付いたりするので、クラウン(頭の部分)に薄紙などを入れて、軽く浮かせるような感じで重ねてください。

後は、防虫剤などと一緒に保管してくださいね。

お手入れに自信がない、あるいは手に負えない汚れが付いてしまった、という場合は、帽子専門のクリーニングもありますので、プロにお任せするようにしてくださいね。

帽子って流行はあるものの、基本はベーシックな形がほとんどなので、結構長い間かぶれます。
来年も気持ちよくかぶれるように、お手入れして保管しておきましょう^^

気になる方はまずはお気軽にご質問からどうぞ。

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