それやっちゃダメ！帽子の収納・保管について

帽子の収納は、よく聞かれるご質問の一つ。
洋服のように折り畳むこともできないし、立体なので複数あると結構かさばる。

そこで、帽子を70個近く持っている私が、どのように帽子を収納しているのかまとめました＾＾

帽子収納で大切な2つのこと

帽子収納で大切なことは「型崩れをさせない」ことと「かさばらない」こと。

ただ冒頭にも書きましたが、帽子って洋服のように折り畳めなく型崩れしやすく、立体なのでどうしてもかさばってしまう。
とはいえ、一つ一つ箱を用意して帽子を仕舞うなんてもっと場所をとるし、面倒で現実的ではないですよね。

でも諦めないで。
ポイントさえ押さえれば、できるだけかさばらずに型崩れも抑えて収納することができます。
その方法を詳しく説明しますね。

やりがちだけど実はNGな帽子収納

具体的な帽子収納の前に、やってしまいがちだけど実はNGな帽子収納について紹介しますね。

【ひっかけたりぶら下げて収納】

壁のフックやクリップなどでぶら下げて収納ってよく紹介されていますが、実はNG.
型崩れをおこしてしまいますし、クリップで挟むとその跡もついてしまいます。
少しの時間仮置きする場合を除いて、こういう帽子の置き方はやめておきましょう。

【そのまま置く】

帽子をそのまま置いておくのも、実は型崩れの原因になります。
カンカン帽のような水平のブリム（つば）だったら大丈夫なのですが、特に注意が必要なのが、下がり気味のブリム（つば）の帽子。
帽子をそのまま置くと、帽子本体の重みでブリム（つば）が歪んで型崩れしてしまうことが。

ブリム（つば）が型崩れをしない保管方法は後ほどご紹介しますね。

【ずっと出しっぱなし】

頻繁にかぶる帽子だったらシーズン中は出しっぱなしでも大丈夫ですが、あまりかぶらない帽子を出しっぱなしにしていると、ほこりが付いてしまいます。
箱や引きだし、衣装ケースなど、埃が入りにくいところに入れておくようにしましょう。

また、籐やワイヤーの帽子スタンドも便利ですが、かぶらずに長期的に帽子を置いたままも△。
しばらく帽子をかぶらない場合は上から布をかぶせるなど埃が直接つかないようにしてくださいね。

では、次から帽子をかさばらずに型崩れも抑えて収納する方法を紹介していきます。

型崩れを防ぐ収納

型崩れが起きる原因は大きくは2つ。
その原因の2つと対処法をお送りしますね。

【帽子をそのままに置いてブリム（つば）が崩れる】

意外かもしれませんが、帽子を型崩れから守る方法は、上下逆にして保管すること。

ただ上下逆にしてそのまま置いておくのではなく、帽子のクラウン（帽子頭の部分）が入るぐらいの筒状の厚紙を用意して、そこに帽子を逆さにして入れるんです。

この方法は安定もしますし、帽子屋さんでもやっている保管方法です＾＾

【ギュウギュウに重ねる】

帽子を一つ一つ箱に入れて保管するなんて、なかなかできませんよね。
できればコンパクトに収納したいもの。 なので、似たような形の帽子だったら重ねて収納することもあるかと思います。

しかし、あまりギュウギュウに重ねすぎると、帽子のクラウン（帽子の頭部分）に変な皺ができてしまうなどの型崩れをおこしてしまいます。

いくつか重ねるのは問題ありませんが、帽子のクラウン（帽子の頭部分）に薄い紙を軽くまとめたものを入れてその上に帽子を重ねるなどして、浮かせるように重ねてくださいね。
（overrideさんの画像より）

かさばらない収納

帽子が増えてくると、かさばるので収納に困りますよね。
そこで、私が工夫していることをいくつか紹介します。

【似た形の帽子をまとめて収納】

ベレー帽、キャップ、ニット帽などなど、それぞれ似た帽子はまとめて収納すると、あまりかさばりません。

ベレー帽やニット帽など、あまり型崩れの心配がなくシワも気にならない帽子は立てて収納すると探しやすいですよ＾＾

こちらはベレー帽を立てて収納してる様子です。

【重ねて収納】

ハットなどは特にかさばりますが、いくつか重ねるとコンパクトに収納できます。

ただ、重ねすぎはNG.
理由は、下の方の帽子が重みで型崩れをおこしてしまうから。
なので、重ねるとしても3つぐらいまで。
それでも一つ一つ収納することを思うとかなりコンパクトになります。

重ねる方法は、ひとつ前のトピックを参考にしてくださいね。

【パズルを楽しむように収納するｗ】

何度も書いていますが、帽子は立体。
洋服のように折り畳んだりできないものがほとんどです。
例え、折り畳める帽子でも、それは一時的なことを想定しているもので、長期の場合は帽子の形にして保管するのがベスト。

いくつも帽子があると、できるだけ空間を無駄にしないように、帽子と帽子を組み合わせる必要があります。
それは、まるでパズルをしているよう！

どの組み合わせが空間を無駄にしないのか、そこは楽しんでやってくださいｗ
ぴったりとはまったときはすごく気持ちいいですよ！

収納について、インスタのライブ配信でもお伝えしてますので、よければそちらも合わせてご覧ください。

https://www.instagram.com/reel/C33p9SAyboC/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

長期保管の大敵と予防

次のシーズンまで保管する場合、大敵なのが湿気と汚れ。
湿気や汚れはカビの原因になりますし、また湿気で帽子が湿ると型崩れも起こしてしまいます。

なので、長期保管するときは、まずは帽子の表面をブラッシングして埃や汚れを取り除いてから、防臭剤と一緒に防湿剤も一緒に入れて、できるだけ湿度を低く保つようにしてくださいね。

そして、保管する場所は、衣装ケースや箱など直接埃がかからないところで保管してください。

以上、帽子の収納についてお送りいたしました。
帽子が増えてくると収納や保管に悩むと思いますが、今回お送りした内容が参考になりましたら嬉しいです。

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ご質問だけでもOKです。

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