一つの帽子を使いこなすかぶり方

帽子って、かぶり方だけでもずいぶん印象が変わるってご存じでしたか？

特にシンプルな帽子ほど、その違いが分かりやすい。
シンプルな帽子の最たるものといえばベレー帽！

まだ残暑が続いていますが、少しずつ秋に近づき、日よけのための帽子よりもベレー帽の方がしっくりくる季節になってきました。

そこで、ベレー帽を例にとって、かぶり方でどんな風にに雰囲気が変わるのかをお伝えします。

まずはかぶり方

実は帽子にも“かぶり方”があります。
このかぶり方が無造作すぎて、せっかくに合う帽子も似合わなくなってる場合があるんです。

ありがちなのが、とりあえず頭にポンと乗せてみるだけ。
他によくあるのが、後ろからかぶって浅くかぶりがちになる方。

これだと、しっかりとかぶれていないので、どうしても帽子が浮いて見えて、似合うものも似合わなくなってしまっているんです。

そこでは、まずは基本となる帽子のかぶり方を3ステップお伝えします。

ステップ1
帽子の前後を両手で持つ

ステップ2
帽子の前の位置を決める（ここで、かぶる深さが決まります）

ステップ3
帽子の後ろをグッと下げてしっかりとかぶる

次から、かぶり方による違いについて説明していきますね。

かぶり方の違いといっても、深くかぶるか浅くかぶるか、左右を傾けるかといった具合でとっても単純です(笑)
しかし、そのちょっとしたことでも雰囲気が変わるんです＾＾

浅くかぶる

まずは浅くかぶることについて。

印象としては、若々しく軽やかになります。

半面、子供っぽい雰囲気も出てしまいがちなので、注意が必要です。

深くかぶる

深くかぶると、落ち着いた雰囲気や少しミステリアスな感じにもなります。
ベレー帽というと可愛らしい雰囲気が先行しがちですが、ベレー帽でも深めにかぶるとしっとりとした落ち着いた雰囲気になりますよ。

半面、深さに注意しないと怪しい感じになることも(笑)

左右どちらかに傾けてみる

左右どちらかに傾けるだけでも、雰囲気がガラリと変わります。

傾けて斜めに帽子をかぶるって、ちょっとキザったらしいというか恥ずかしさを感じる方も多いかと思います。
しかし、それは極端に傾けた場合のみ。
地面に対して水平に被るよりも、ほんの少しだけ左右どちらかに傾けた方が自然に見えます。

さらに、傾けてかぶるメリットが他にも。
それが、輪郭の左右差が気にならなくなる、というもの。

年齢を重ねると、輪郭に左右差が出てきやすくなります。
しかし、帽子を斜めに被ってシルエットをアシンメトリーにすることで、輪郭の左右差が目立たなくなるんです。

ぜひ斜めに被ることも試してみてくださいね。

以上、帽子のかぶり方で印象が変わることについてお送りしました。
シンプルな帽子ほどかぶり方による雰囲気の違いが出やすいので、帽子一つでコーディネートもしやすく、さらに幅も広がります＾＾
いろいろなかぶり方、ぜひお試しくださいね！

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