帽子が繋げてくれたご縁
私がまだ帽子作家だった時、というか”駆け出し”の帽子作家だった2007年の10月、初めての個展を白金でさせていただいたんです。
まだ帽子教室を出たてのころで、帽子作家をしてる方から誘っていただいた帽子作家だけの展示会に出展したところ、あるギャラリーの方の目に留まりお声をかけていただいたのがきっかけで。
その頃は、まだ子供も小さく尻込みしていたんですが、家族の後押しもあり勇気を振り絞って「やります!」と返信メールを書いたものの、ドキドキしてメールの返信ボタンをクリックするかどうか何度も逡巡したのを覚えています。
今ではいい思い出です^^
そんな少し遠い昔を、ある方が10年経った記念に、と個展の写真を送ってくださって、一気に10年前に戻りました!
いざ個展の準備が始まるともう大変で!
やっとの思いで迎えた当日も、本当に本当に緊張してたんですよね。 今思い出してもお腹が痛くなるぐらい(笑)
そんな中、ご家族でいらしてくださったのが10年前の写真を送ってくださった方。
お子さんお二人を連れて来てくださって^^
ちょうどその時、私の子供もギャラリーに来ていたので一緒に遊んだり^^
出会いはミクシィ。
(その時はまだフェイスブックなんてありませんでした)
私の”里和”という名前について、ちょっとした問合せ?みたいなのがきっかけだったんです。
それが、もう10年以上もお付き合いさせていただいて。
あの頃まだ赤ちゃんだった女の子がもう小学校高学年だったり、そのお兄ちゃんが高校生になってたり。
勝手に親戚のおばちゃんみたいな心境です(笑)
帽子がなければ、web上でのやり取りだけで終わってたかもしれません。
今は帽子作家を卒業して、帽子とメガネのスタイリストとして活動していますが、形を変えても帽子と関わり続けているから、今回のようにメッセージと写真を送ってくださったり、時にはエールを送ってくださったりと、ずっと繋がり続けているんだと思います。
10年前は、今こんなことしてると思ってもみなかったな(笑)
こうやって私の活動を見守ってくださる方の存在、本当に嬉しいですし、とてもありがたいです。
何だかね、とってもしみじみと嬉しかったもので^^
ちょっとした思い出話でした。