心の栄養になるケア帽子
人生、何があるかわからない。
生きていると、初めてのことに直面することもあります。
病気もその一つ。
体だけじゃなくて、気持ちも沈んでしまいますよね。
でも、身に付けるアイテムひとつで、ふっと明るくなることも。
ケア帽子もそんなアイテムの一つです。
ふっと心が明るくなるケア帽子についてまとめてみました。
ケア帽子とは
ケア帽子とは、何かの理由で毛髪がなくなったときに、外見をカバーするのはもちろん、毛髪の代わりに頭部を冷やさず傷を防止するための帽子です。
抗がん剤で脱毛してしまった場合、その副作用で刺激に敏感になっていることも多くいため、ガーゼやニットなど肌触りを重視したゆったりかぶれるものが多いです。
ただ、従来のケア帽子というと、とにかく実用重視でおしゃれさは二の次、みたいな感じがありました。
例えば、すっぽりとかぶるニット帽のような感じ。
これはこれでベッドで過ごす場合はいいだけども、治療中でも体調がいい日は少しお出かけしたいな、と思っても、オシャレとは程遠くて気持ちがなえることも。
ある方が「病人ではあるんだけども、いかにも病人のような自分を見ると、余計に具合が悪くなるような気がする」とおっしゃっていたことを思い出しました。
そんなニーズに合わせた、オシャレなケア帽子も最近見かけるようになりました^^
ウイッグをしているときとしていない時で帽子の選び方は変わる
同じ帽子とはいえ、ケア帽子の選び方は通常の帽子選びとは違う視点が必要です。
それは、私の実体験からも分かったこと。
というのも実は私、脱毛症で毛髪ながなかった時期があったんです。
脱毛症は抗がん剤治療と違い、体調の変化は特になかったので日常生活は変わりないのですが、日によってはウイッグがちょっと窮屈な感じもして、ウイッグを使わずに帽子をかぶって過ごすこともありました。
それまでは、帽子を選ぶときは「似合う帽子を見つける3つのポイント」を意識して、全体のバランスを見つつ選んでいたんですが、髪がないとどうにもそれが当てはまらないんですよね^^;
普通の帽子だと、どうしても不自然さが拭えない。
それで、ケア帽子がもみあげや首の生え際もすっぽりと覆う形の理由に合点がいきました。
今思えば当たり前のことなんですが、実際に自分が当事者になって気づくことって多いですね。
ケア帽子選びは、普通の帽子選びとは違う選び方が必要だとはっきりと認識しました。
ケア帽子を選ぶ3つのポイント
では、ケア帽子をどうやって選ぶか。
私が普段帽子を選ぶときの方法と比較しながら紹介しますね。
【いつもの帽子の選び方】
髪がある場合の選び方です。
ですので、ウイッグをしているときにもこの選び方で。
お手持ちのウイッグによっては、髪の分け目などの不自然さが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
そういう場合は帽子は本当に役立ちますので、参考になさってください。
私が普段帽子選びのアドバイスをしているときの「似合う帽子を見つける3つのポイント」を参考にして選んでみてください。
以前スタジオ出演させていただいた「あさイチ」でお伝えした内容をまとめたブログがありますので、そちらをご参考になさってください。
https://satowa-hat.com/3114/
この3つのポイントを馴染ませることで、帽子だけが目立たずにナチュラルにかぶりこなせるようになります。
【ウイッグをしない時の帽子の選び方】
髪がない状態、あるいは髪を伸ばしかけている状態の時で、ウイッグを着けない時にかぶる場合は、先ほど紹介した帽子選びは役に立ちません。
一般的な帽子をかぶっても、やはり不自然さが目立ってしまうからです。
髪がないと、どうしても病人のように見えてしまうんですよね。
また、素材選びなど違った視点も必要です。
そこで、ケア帽子選びに必要なポイントを3つ紹介しますね。
ポイント1
まずは素材
やっぱり肌への負担は大敵。
特に、頭皮に当たる部分である裏地は、柔らかく肌に優しいものかどうかの確認は必須です。
体力的に買いに行けなくても、最近はネットで色々なものを選んで注文もできます。
ネットで注文する際は、実際に手に取って確認できないので、不明点なども問い合わせてみましょうね。
ポイント2
もみあげや首筋を隠すデザイン
不自然さが出やすいのが、もみあげ部分や首筋。
普通の帽子だと、どうしてもこの部分は見えてしますので、そこに髪がない、となるとどうしても不自然に見えてしまうんです。
なので、もみあげや首筋がすっぽりと隠れるデザインであることもポイントとなります。
ポイント3
ボリュームのあるターバン型
もみあげや首筋がすっぽりと隠れるデザインでも、ニット帽のようにかぶり口がピッタリフィットするものは、顔が大きく見えてしまう原因に。
かぶり口もゆったりとしたデザインだと、あまり顔が大きく見えません。
さらにおすすめなのが、ターバン風の帽子。
かぶり口がゆったりしていて、さらに帽子全体にボリュームがあるので、より顔が小さく見えるんです。
それに、ここがある意味一番重要かもしれませんが、オシャレでかわいいデザインが多い!♪
帽子は心の栄養になる
今までは、「病気は一時的なものだから、今は我慢我慢」とか「病人は病人らしく」という考え方がどことなく当たり前のようだったかもしれません。
しかし、“病は気から”なんて言葉があるように、病気に縛られずに自分らしくいた方が回復力が増すこともあると思うんですよね。
それに、病気だったとしても、どういう気持ちで過ごすかで生活の質も変わってきますよね^^
帽子は、全体の雰囲気づくりに大きく影響するアイテムだからこそ、生活の質を変えるのにピッタリのアイテムです。
ちょうど、闘病中の方からのご相談があったのですが、その時にご紹介したメーカーさんや作家さんをこちらにもアップしますね。
(2024年6月現在)
https://minne.com/@titti22
https://www.kissmylife.jp/c/kml/magiquehat
https://baren.tokyo/
最近は、ケア帽子メーカーだけではなく、手作り作家さんの作品が買えるポータルサイトなどでも、個人の方が制作して販売していますが、いずれにしても不明点は問い合わせて聞いてみてくださいね。
ケア帽子としてだけじゃなくて、どれもオシャレとしてかぶれるデザイン性があるので、家の中だけじゃなく外出にもかぶることができます。
他にもいろいろとオシャレなケア帽子があると思います。 ぜひ教えていただけると嬉しいですし、こういうデザイン開発などご一緒できたらどんなに嬉しいことか、と思ったり。
ぜひお声がけください
さて、こういったターバン型の帽子は、ボリュームがあるとはいえ、つばがある帽子よりもコンパクトにまとまるので全体のバランスもとりやすいのもいいところ。
洋服の邪魔にならずに、逆にアクセントとして想像以上にコーディネートしやすいはず^^
また、デザイン性があれば、ケア帽子を必要としなくなってからもオシャレ帽子としてかぶり続けることができます。
以上、ケア帽子についてお送りしました。
ずっと帽子に関わる仕事をしてきたので、帽子で気分が明るくなることはある程度分かっていました。
しかし、私がケア帽子やウイッグが必要な状況になったとき さらに強く、帽子でこんなにも気持ちが変わるんだ!と改めて感じたんです。
帽子は本当に心の栄養になるアイテムです。
少しでも明るくご機嫌でいられるよう、参考になりましたら嬉しいです。
メガネと帽子のスタイリングのご相談は、お気軽に「contact」よりお問い合わせくださいね^^
ご質問だけでもOKです。
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