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プロに聞く『鼻パッドとメガネの正しい選び方』(銀座グランパグラス店長:安江康世さん)【後編】

フランスを中心としたオシャレで可愛く個性的なヨーロピアンフレームを2000種類以上を取り揃えている、銀座の女性向けメガネ店「銀座グランパグラス」
今回、銀座グランパグラスの店長、安江康正さんに鼻パッドやお店のことについてインタビューさせてもらいました。

前編の記事はこちら

目次
鼻筋の細い人、顔の小さい人、顔が細い人にオススメしたい「鼻盛り鼻パッド」
ー鼻にメガネ跡がつかないことでも人気のブランド「NEOJIN(ネオジン)」
銀座グランパグラスについて
ー「女性向け」「遠近両用」「ヨーロッパの他にない可愛い眼鏡がある」
ー「うちで作って頂ければ外で必ず褒められると思います。それ可愛いね、素敵ねって間違いなく言われます」

鼻筋の細い人、顔の小さい人、顔が細い人にオススメしたい「鼻盛りと鼻パッド」

ー鼻筋の細い人、顔の小さい人、顔が細い人は、鼻盛りや鼻パッドをめちゃめちゃ選ぶなって思います。

安江さん:たしかに、そうですね。

よく女性の方で「私鼻低いから、いつもずれちゃうのよ」とおっしゃる方がすごく多いのですが、実はクリングスタイプであればほとんど解決できます。
ずれる原因は、全体のバランス調整ですね。 ピタってすると直せることが多いですね。

 

ーそうですよね。鼻の低さとか高さ、あんまり関係ないってことですよね?

安江さん:はい、意外とそうなんです。鼻盛りタイプはちょっと限界がありますが、クリングスタイプはある程度調整できます。本当にはじめにどのフレームのサイズを選ぶかによって決まってしまいますね。あとは、つける角度とかでしょうか。

 

ーわざわざ鼻盛りタイプにする人もいると思うのですが、何か理由があるんですか?

安江さん:やっぱりセルフレームははじめから鼻盛りがついているので、この見た目を保持したいというか。

ーたとえば、鼻盛りが合わないので、もうちょっと大きいのにしたいという場合は、鼻盛り部分に透明のものがつくってことなんですか?

安江さん:そうです。鼻盛りの山の一部をカットしてからペタッと貼ります。お店によっては、そのまま貼ってしまうという方も多いですね。
ただ、後付け感が強くて、見た目が美しくないので、僕はすごい手がかかるんですけど、わざわざ削ることををやってます。

 

ー素材によってはつけられないものも出てきたりするんですか?

安江さん:稀にありますね。でも、だいたいメガネとして使えているものはほとんど大丈夫です。
市販の6000円くらいで買える安いフレームの場合につけられない素材もがあるんですが、9割方は大丈夫です。

 

ーたぶん鼻盛りのこととか、鼻パッドを変えることができるということ自体を知らない人が結構多いんですよね。

安江さん:たしかにそうですね。うちでもたまにやっぱりあります。
「これがいい」と思って作って使ったらやっぱりダメで、クリングスタイプに変えたりとかっていうのもたまにあります、1年に数件くらい。

 

ーやっぱりかけてみないと、わからないことも多いですよね。

鼻にメガネ跡がつかないことでも人気のブランド「NEOJIN(ネオジン)」

ーちなみに、グランパグランスさんでも取り扱いが多いというこちらのNEOJINさんの眼鏡は痛くなったりはしないんですか?

安江さん:意外と大丈夫ですかね。

 

ー私もはじめてNEOJINさんを知ったときは「こんなメガネあるんだ」って思いました。意外とフレームが大きいので、顔が小さい人にはちょっと不向きだなと思って、なかなか提案には至っていないんですよね。

安江さん:鼻パッドではないんですけど、直接関係してくるところで、よくいろんな他のお店で調整したけど「ずれちゃうのよ」と持ってくる方がいらっしゃいます。

見てみると、前が落ちないように、耳の部分がくいっと曲げられているものがあるんですが、これだと耳にばっかり負担がかかり見た目もあんまりよくないです。
なので、かけ心地もよく見た目の美しさを保つように調整しています。

 

ーやっぱり眼鏡を掛けたときの掛け心地もそうですし、見た目も大事ですよね。

安江さん:大事だと思います。

銀座グランパグラスについて

「女性向け」「遠近両用」「ヨーロッパの他にない可愛い眼鏡がある」

ー銀座グランパグラスさんの特徴を教えてください。

安江さん:「女性向け」「遠近両用」「ヨーロッパの他にない可愛いメガネがある」こちらの3点です。

女性向けで、遠近両用に強いメガネが多いです。特に40代になると老眼が必ず始まるので、それに悩まれている方は多いです。
また、結構可愛いメガネを集めてます。

 

ー本当にそう思います。結構明るい色も多くて、顔がパッと明るくなったりとかするのも多いですね。
あと、私がありがたいなって思うのが、レンズ小さめのものが結構あるところです。
なので、近視の度数が強い人とか、顔が小さい人、細い人とか、そういう方が来たらまずグランパグラス行こうって思います。

安江さん:やっぱり眼鏡かけて綺麗にならないと。そこが一番ですね。

 

ーそうですね。やっぱりかけて綺麗になる眼鏡が多いですね。

安江さん:はい。本当にそれは全身全霊で頑張っているつもりです。

常に初心を忘れずお客様の気持ちを考えたい

ーあとは、やっぱり安江さんのキャラクターもいいなと思います。お客様を見てる数は多いですし、すっごい勉強家ですよね。

安江さん:いやぁ、もっと勉強しないと(笑)
昔どこかのチェーン店に偵察に行った時に、店員さんがベテランの方だったんですけど、話したらすごいバカにされたんですよね。鼻で笑われるような感じで、そんなんダメだよ、みたいな。

お店としては常識だとしても、お客様は専門的なことなんて知らないので、常に初心を忘れずお客様の気持ちを考えたいです。
もう絶対天狗にならないようにしようと思いました。

 

ー本当にそういう姿勢をとても感じます。いつもすごく寄り添ってる感じで、調整も丁寧ですし、選ぶ時も一生懸命に選んでくださいます。安江さん側から押し付けることはないですよね?

安江さん:それはしないようにしてますね。

 

ーお話をいろいろお聞きして「こういう場合はこれがいいんじゃないですか」っていう風に提案していく感じですよね?

安江さん:はい。お買い物の経験は多分お客様の方がはるかに多いはずなので。

 

ーその居心地の良さで来られる方も多いと思います。

安江さん:そうなってくれると嬉しいですけど。

 

ーすでにそうなってます。きっと。

「うちで作って頂ければ外で必ず褒められると思います。それ可愛いね、素敵ねって間違いなく言われます」

ー今のお仕事で大事にしていることを教えてください。

安江さん:一番はお客様がうちのメガネをかけて、外に行った時に褒めてもらえること。これがもう究極だと思います。
そうすればメガネを好きになって、毎日かけたいって気持ちになると思います。

あとは、接客の態度で天狗にならないことです。
知識がついてくると結構プロっぽく構えがちだと思うんですけど、それは出さずに、常に自分はまだ初心者なんだと思って、絶対お客様より上にいかないっていうのはずっと心掛けてます。

 

ーどんな方に来て欲しいですか?

安江さん:自分に似合う眼鏡を見つけたい方、メガネでおしゃれをしたい方。結構自信があるので。

 

ー他にはないメガネがいっぱいありますよね。

安江さん:はい。うちで作って頂ければ外で必ず褒められると思います。
「それ可愛いね、素敵ね」って間違いなく言われます。

 

ーみなさん、お客様もすごい言ってくれます。
そのメガネどこで買ったの?ってすごい聞かれるたりとか、どこ行っても褒めてもらえるって。

安江さん:本当ですか?嬉しいですね。やっぱりそれが一番いいですよね。

 

銀座の女性向け遠近両用メガネ店
「銀座グランパグラス」
https://www.grandpa-glass.jp/

前編の記事はこちら

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